私は兵庫県で在宅ワーカーをしている23歳です。
20歳の頃から婚活を始めて、現在で3年目。
今もマッチングアプリでの婚活を積極的に行っています。
私がマッチングアプリ婚活を体験して、相手とのコミュニケーションに悩んだお話をします。
マッチングアプリを開始して出会ったのは、5歳年上の工場勤務の男性です。
すらっとした高身長で、まるで高校生かと思うような童顔が特徴の彼。
彼とはマッチングアプリを始めて1ヶ月ほどで出会い、数週間のメッセージのやり取りを経て会いました。
純粋にカッコいいと感じたのと、アプリ慣れをしていない、自然な緊張感が好印象でした。
しかし、2回目のデートにはなかなかつながらず、彼からは「仕事で忙しくなった。」ということを伝えられました。
マッチングアプリで知り合った人と会ったのは彼で2人目だったため、私もアプリでの婚活には慣れていませんでした。
順調にメッセージのやり取りを重ねてデートができ、彼はとても好印象。
ようやく良いなと思える人と出会えたのに、突然距離を置くような感じになってしまったのがどうしても不安でした。
思えば、マッチングアプリで知り合った人のことを知っているのはほんのわずか。
自宅の場所や自宅の電話も知らない、携帯番号もメアドも知らない。
ただ知っているのは、彼のラインのアカウントだけ。
ラインをブロックされてしまえば彼とのコミュニケーションツールは完全に遮断されてしまいます。
だからこそ、ブロックを恐れては「ねえ、今何してる?」「仕事かな?」とついついしつこくメッセージを送ってしまいます。
学生時代、同じ学校の同級生彼氏ができた時は、そんな不安感はありませんでした。
彼の自宅も学校も、家の電話も携帯のアドレスも全て知っている。
ついでに、家が近所だからお互いの親の顔まで知っている。
全てを知った上で関係を築くことほど、安心感のある恋愛はないんだなと、婚活を始めて思い知らされました。
結局、彼とは1回目のデートを終えて3ヶ月ほど連絡を続けていましたが。
「最近急に仕事が忙しくなった。」と言われて以降は彼からの連絡頻度が減り、それを心配した私が「忙しいかな?」とお伺いメッセージを送るようになり、彼からブロックされてしまいました。
とても彼のことに興味があったのと、これからもっと仲良くなっていきたいという強い想いがあったため、すごく傷つきましたし、ショックでした。
マッチングアプリを開始してからほんの半年ほどの彼との恋でしたが、仲良くなりたいという思いが気づけば強くなっており、お別れした時には胸をえぐられるような強い悲しみを感じました。
それからもアプリでの婚活は続けており、29歳の営業マン男性と会いましたが、やはりその人も1回会って音信不通に。
それが決め手となってアプリはしなくなりました。
全く知らない、はじめまして状態で相手と出会ってメッセージで仲良くなっていく。
アプリでの婚活はコミュニケーション勝負なんだなと強く感じました。
相手とのコミュニケーションもそうですし、それを続ける心の強さやモチベーションも必要になってくる。
婚活というのは、アプリ1つにしても奥深さと大変さがあるんだと学んだ体験でした。
社会人になってから出会いもなくなり、友達付き合いも希薄になっていく中、アプリの人との交流関係を新たに築くことの難しさには苦労をしました。
新しい仕事を一生懸命覚え、婚活にも頭を抱え。
私は一旦退職をし、心をリセットしたこともあります。
働き続け、婚活も頑張り続けることで心が疲れてしまうこともあります。
そういう時は一旦立ち止まって休んで、元気になってからまた再開するべきだと思います。
現在も婚活はつづけていますが、心の負担にならない程度に頑張っています。
負担にならないことを意識するにもまた頭を使いますし、本当に婚活の苦労は連続するものがあります。
相手の趣味や仕事、ライフスタイルなど、一気に全てを把握しようと欲張らずに、何年もかけて分かっていくぐらいの方が気が楽なような感じがあります。
婚活において1番重要なのは「焦らない」ということではないでしょうか?
マッチングアプリをするとつい感じてしまう気持ちの焦りに、自分自身がどう対応するかが婚活を上手く進めるカギになると思いました。
のんびりした気持ちで、なおかつハッキリとした言葉で相手に「私はゆっくり関係を深め合える彼氏を探しています。」と伝えることが婚活のスタート。
同じ考えの人が自然と集まりますから、婚活もより一層上手くいきやすくなると思います。
デートも焦らない。
1回会った後も焦らない。
常に焦らない気持ちは必要ですし、マッチングアプリでの婚活は気持ちが勝負だなと、今回の体験を通じて学びました。
自分が心の底から仲良くなりたいと思っていた人に断られるのは辛いですが、トライ&エラー精神でこれからも新しい出会いを探していこうと思っています。